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北条・鹿島とは

 「鹿島のあるまち 北条」。

 そう、北条は、鹿島があるからこそ北条なのである。

 鹿島は、昔から今も北条のシンボルとして存在してきた。

 中世、河野氏の時代、ここは「海城」として敵の襲来の最前線を担っていた。

 戦国時代が終わり、江戸時代以降、ここは避暑地の役割を果たすことになり、俳句などをたしなむ人々が多く訪れるようになった。

 つまり「武」の象徴から「文」の象徴となる。

 そしてこれからの鹿島は「癒」の象徴となるだろう。

 なにかとスピードが速い時代。だからこそ、ゆっくりと過ごせて心に癒しを得ることのできる場所が必要であり、その役割を「鹿島」が担うのである。

 古来より地元住民から崇敬の篤い鹿島神社のある鹿島公園は、愛媛県松山市北条地区の西方400メートルに浮かぶ周囲1.5キロメートル、標高114メートルの小島です。昭和31年5月に国立公園となりました。

 山地には、神功(じんぐ)皇后伝説の「御野立の巌(おのだちのいわお)」や東海岸には「髪洗磯」があります。

 鹿島からさらに西方海上には、「千霧(ちぎり)」・「小鹿島」、そして大しめ縄のかかる「玉理寒戸(ぎょくりかんど)島」が望まれます。

 島全体に松、楠など暖地性常緑照葉樹が繁り、約260種の植物があります。

 島には古くから野生鹿が棲み、毎年10月には風物詩「鹿の角きり」が行われます。

 毎年、春秋の鹿島神社例祭には、勇壮絢爛な「櫂練」が披露され、河野水軍の海上絵巻に観客は魅了されます。

 山頂には展望台があり、瀬戸内海のパノラマを楽しめ、平成26年に「恋人の聖地サテライト」に認定されモニュメントが設置されています。

 神功(じんぐ)皇后伝説の

「御野立の巌(おのだちのいわお)」

 「恋人の聖地サテライト」モニュメント

山頂からの景色が心の疲れを癒してくれます

 「鹿島の鹿」    愛媛県天然記念物に指定されています。

 

伝説

伝統

息づく、

神秘

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