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俳優・渥美清さんが愛した島   鹿島

 すでに「癒」の鹿島を楽しんでいた有名人がいた。

 俳優・渥美清さんだ。そう、「寅さん」で有名な昭和のスターだ。

 

 渥美さんは、多忙な仕事の疲れをとるため、お忍びでたびたび鹿島を訪れ『第二の故郷』とも話していた。

 

 これは、北条出身の作家・早坂暁さんとの交友関係から、早坂さんが招待したことに始まる。鹿島にある老舗「太田屋」の「あさぎり」の間を利用していた。

 ここで、都会の疲れを取りまたすばらしい作品をつくる活力を得て帰っていたのである。

 

 当協議会では、渥美さんの鹿島への思い顕彰していきたいと、早坂さんの協力を得て、平成25年に渥美さんの俳句(渥美さんが俳句をしていたことは没後知られることとなる)を句碑として設置した。

 

 「お遍路が 一列に行く 虹の中」

 

 字は早坂さんに書いていただきました。

完成した句碑を喜ぶ早坂暁さん

太田屋鹿島店に今も残る「あさぎり」の間

早坂暁(はやさか あきら)さん

 

 北条出身の作家・脚本家。生家の「富屋勧商場」を舞台としたNHKドラマ「花へんろ」や、「夢千代日記」「天下御免」などの代表作を生む。執筆した作品は1000本を越える。

協議会で作成した紹介チラシ(鹿島渡船乗り場に設置)

伝説

伝統

息づく、

神秘

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